耳介軟骨移植の後戻りのリスクを医師が解説

執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
鼻整形といえば、鼻筋を高く整えられる鼻プロテーゼが有名です。しかし、鼻プロテーゼに用いられるプロテーゼは人工物のため、人工物の挿入に抵抗がある方にはあまりおすすめできません。
一方耳介軟骨移植であれば、お客様から採取した軟骨を用いた鼻整形のため、プロテーゼの挿入に抵抗がある方にもおすすめできるのです。
とはいえ、耳介軟骨移植にもデメリットはあります。
こちらのコラムでは、耳介軟骨が適用されるケースと耳介軟骨移植のメリット・デメリット、後戻りのリスクについてご紹介しています。
この症例は円戸望医師が後戻りをしないように行った軟骨移植と鼻尖形成と鼻中隔延長と口角挙上と顎ヒアルロン酸を同時に行った症例動画です。
耳介軟骨移植は後戻りのリスクあり?
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
手術後の後戻りというのは、手術前の状態に戻ることを意味します。
では、耳介軟骨移植では、どの程度の後戻りが考えられるのでしょうか。
耳介軟骨移植で後戻りするケースとは
耳介軟骨移植では、組織に定着しやすい軟骨を使用しますので、経年によって変化が見られることがあります。
それでは、耳介軟骨移植で後戻りする3つのケースをご紹介しましょう。
経年による軟骨の吸収
耳介軟骨は自家組織のため、経年で少しずつ体内に吸収されていきます。そして、それに伴い患部には変形が見られることがあります。
補強が不十分、または外部から力が加わることで定着しなかった
耳介軟骨移植では、軟骨が移植先の組織として機能するまでに数か月を要します。
つまり、外見上は定着したかのように見えていても、内部組織はまだ不安定で、完全に定着していない可能性があるということです。
そして、この状態で患部に対して外部から強い力を加えてしまうと、軟骨が定着せず、再手術が必要になることがあります。
また、本来であれば支柱が必要だったところを、支柱なしで手術すると、軟骨が安定せず後戻りする原因になります。
移植した軟骨が薄すぎたor量が少なかった
移植した軟骨が薄すぎた、あるいは量が少なすぎた場合では、手術直後から大きな変化が見られず、すぐに後戻りしたように感じることがあります。
このケースは実際に後戻りしたわけではなく、適量の軟骨を移植することで予防できます。
やりすぎによる変形
移植する軟骨の量が少なすぎると効果を実感しにくくなりますが、量が多すぎた場合では定着する前に位置がズレたり、軟骨自体が変形したりすることがあります。
この状態もまた、適量の軟骨を移植することで予防できます。
耳介軟骨移植の後戻りを防ぐ対策について
耳介軟骨移植の後戻りは経年による吸収で起こる可能性がありますが、移植する軟骨の量問題による後戻りは、あらかじめ対策しておくことで、ある程度は予防できます。
慎重に医師を選ぶ

耳介軟骨移植は、十分な経験や高い技術力を持つ医師による手術を受けることが重要です。これらに該当する医師であれば、後戻りを見越した手術を行えますので、軟骨が定着しなかったり、変形したりすることによる後戻りを予防できます。
欲張りすぎないことが大事
耳介軟骨移植は、お客様のご要望に沿ってデザインを決めますので、それによって必要な耳介軟骨の量が決まります。
そして、この段階で注意していただきたいのは、欲張りすぎず、医師の提案通りの量の耳介軟骨を移植するということです。
やがて吸収される可能性があると聞くと、多めに移植しておいたほうが良いと思えるかもしれません。
しかし、無理な移植は後戻りの原因になりますので、耳介軟骨移植を受けるなら、欲張らず、適量の軟骨を移植することが重要です。
そもそも耳介軟骨移植とは?適用になるケースをご紹介
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
耳介軟骨移植は、鼻整形に用いられることが多い手術で、お客様から採取した耳介軟骨を鼻に移植して形状を整えます。
また、耳介軟骨と同様に鼻整形に用いられることがあるのが耳珠軟骨や肋軟骨ですが、耳珠軟骨は小さく、採取できる量には限界があるというデメリットがあります。
また、肋軟骨は大量の軟骨を確保しやすいですが、採取の際に体が受けるダメージが大きいというデメリットがあるのです。
一方耳介軟骨の場合では、鼻整形にちょうど良い量を採取でき、しかも採取に際しては体の負担が軽いというメリットがあります。
そのような理由から、鼻筋形成のように大きな軟骨が必要な場合以外では、耳介軟骨が用いられることが多いと考えておいて問題ないでしょう。
耳介軟骨移植が適用になるケース

耳介軟骨移植は鼻整形や鼻周辺の美容整形に用いられます。
なお、ご紹介する鼻整形に用いられる耳介軟骨は、移植場所に合わせて大きさや形状を加工したのちに、移植することになります。
鼻尖形成術
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
鼻尖形成術とは、鼻尖(鼻先)の形状を細く整えるための手術で、鼻尖を形成している鼻翼軟骨を中央に寄せて縫合することで、理想の鼻尖を形成できます。
基本となる鼻尖形成では、左右に開いている鼻翼軟骨を中央寄せにして固定します。
しかし、鼻翼軟骨が小さくて、術後の鼻尖が不安定になると医師が判断した場合では、鼻翼軟骨の中央に耳介軟骨を支柱として移植することがあるのです。
つまり、支柱となる耳介軟骨移植が必要になるということですね。
また、鼻尖形成術のみの手術でも、鼻尖を細くスッキリと整えることができますので、鼻全体の雰囲気はかなり変わります。
ただし、そのままでは鼻尖に高さを出すことはできませんので、この場合では鼻尖に耳介軟骨移植をしての対応となります。
なお、鼻尖形成術で鼻翼軟骨を切除した場合では、切除した軟骨を用いて鼻尖や支柱を形成することがあります。
鼻中隔延長術
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
左右の鼻の穴を仕切る軟骨の壁は鼻中隔と呼ばれ、この部分に耳介軟骨移植をして延長する手術を鼻中隔延長術といいます。
鼻中隔延長術には、鼻尖の角度を下向きに調節する、鼻尖を細くシャープに見せる、鼻尖に高さを出すといった効果を期待できます。
特に鼻尖が上を向いていると、鼻の穴が正面から見て目立つことがありますが、鼻尖形成術で鼻尖の角度を下向きに調節すれば、その状態を改善できます。
また、鼻中隔延長術を受けることで鼻全体を長く見せることもできますので、鼻が短いことで何となく顔のバランスが悪いと感じている方にもおすすめの手術だといえるでしょう。
なお、鼻先の向きを調節するのではなく、鼻柱に厚みを出したい場合では、鼻柱に耳介軟骨移植する鼻柱下降術での対応になります。
鼻唇角形成術

執刀医:張田修平
@eclinic_harita_kogao
鼻唇角とは、鼻柱から上唇の間の角度を意味し、鼻唇角を理想的な角度に整える手術は鼻唇角形成術といいます。
鼻唇角形成術はCカール形成術や猫手術とも呼ばれ、鼻柱の付け根部分に耳介軟骨移植することで、鼻唇角にアルファベットの「C」を思わせるような角度を形成します。
鼻唇角は地味な場所ではありますが、この角度が鋭角では上唇が前方に突き出して見え、反対に鈍角では人中が長く、顔全体が引き締まらない印象に見えることがあります。
そして、このような印象を改善できるのが鼻唇角形成術なのです。
鼻翼基部形成術
鼻翼基部というのは小鼻の付け根部分をいい、この部分に凹みがあると、凹み部分からほうれい線が伸びて老けた印象になることがあります。
また、ほうれい線だけで済めばまだいいのですが、マリオネットラインができていてほうれい線とつながってしまった場合では、頬が垂れ下がって見え、老け顔に追い打ちをかけることになります。
そして、そうならないための予防策として受けておきたいのが、鼻翼基部形成術です。
この手術では、鼻翼基部に耳介軟骨を移植して行われますが、お客様のご要望によってプロテーゼや人工真皮で対応することもできます。
耳介軟骨移植のメリット・デメリット

耳介軟骨移植は鼻尖形成など、細かい部分の鼻整形になくてはならない手術です。
また、耳介軟骨移植はメリットが多い手術ではありますが、その一方で知っておかなくてはならないデメリットもあります。
メリット
耳介軟骨移植には以下のメリットがあります。特にプロテーゼと比較した場合ではメリットが多いと考えられますので、ぜひ参考にしてください。
自家組織の移植でアレルギーの心配がほぼない
耳介軟骨移植では、お客様ご自身から採取した耳介軟骨を使用しますので、移植後の定着率が高く、アレルギー反応が起こる心配がほぼないというメリットがあります。
鼻整形に用いられることが多いプロテーゼも、人体への安全性が高いとされている物質ではありますが、体質によってはアレルギー反応が見られる可能性があるのです。
つまり、異物挿入によるアレルギーが心配な方におすすめできるのが、耳介軟骨移植だということです。
定着すれば半永久的な効果を期待できる
耳介軟骨は自家組織のため定着しやすく、定着してしまえば半永久的な効果を期待できます。
また、経年劣化の心配もありませんので、入替えの不安がある方にも耳介軟骨移植がおすすめできるでしょう。
細かくパーツ分けできる
耳介軟骨移植では、細かくパーツ分けした軟骨を移植できますので、微調整が可能です。
特に鼻尖形成術+鼻中隔延長術では微調整が必要になりますが、耳介軟骨移植であれば微調整が可能で、鼻尖や鼻中隔を理想的な形状に整えることができます。
傷跡が目立ちにくい
耳介軟骨は耳の後ろにある軟骨で、採取後には一時的に傷ができます。しかし、この部分は回復が早く、1~2週間前後で目立った腫れは引きます。
また、耳の形が変形することはなく、耳の機能に悪影響が及ぶ心配もありません。
デメリット
耳介軟骨移植にはプロテーゼにはないデメリットがありますので、手術前にはひととおりデメリットを把握しておくことが大切です。
ダウンタイムあり
耳介軟骨の採取後には、少なくとも1~2週間のダウンタイムがありますので、その間の傷口は髪で隠すなどの対策が必要になります。
なお、1~2週間というダウンタイム期間はあくまでも目安で、体質によっては2週間以降でも腫れが残ることがあります。
後戻りする可能性
耳介軟骨移植では後戻りする可能性がゼロではありません。
もちろん、完全に手術前の状態に戻るようなことはありませんが、経年で少しずつ変形する可能性は考えられます。
eクリニックの鼻整形の症例写真

執刀医:円戸望
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執刀医:円戸望
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耳介軟骨移植を受けるならeクリニック新宿院

隆耳介軟骨移植をご検討中の方にとって、どの美容外科で、誰に施術を任せるかは非常に重要なポイントです。eクリニック新宿院では、円戸望医師をはじめとした、鼻整形に精通した医師が多数在籍しています。自然で美しい仕上がりを目指す上で、確かな技術と経験を持つ医師に出会える環境が整っています。
また、カウンセリングでは一人ひとりのご希望やお悩みに丁寧に耳を傾け、最適な治療方法をご提案いたします。施術に関するご質問や不安な点についても、しっかりと時間をかけてご説明させていただきますので、ご納得のうえでご判断いただけます。
また、eクリニックは「高品質な美容医療をもっと身近に」という想いから、費用面でも無理のない価格設定を心がけています。質の高い施術を、通いやすい価格で提供できるよう努めております。