豊胸手術をしたら授乳はできない?手術を受けるベストなタイミングはいつ?

執刀医:田中里佳
@eclinic_lica
これから妊娠・出産の予定があると「豊胸手術で妊娠や出産に悪影響が及ばないだろうか?」「手術後でも授乳はできる?」といった思いから、手術をためらってしまうことがないでしょうか?
しかし、種類を選んで手術を受ければ、豊胸手術そのものが妊娠や授乳に悪影響を及ぼす心配はないとされているのです。
こちらのコラムでは、豊胸手術が妊娠や出産に悪影響を及ぼさない理由や豊胸の種類、豊胸手術を得意とする田中里佳医師をご紹介しています。
また、豊胸手術を受けるベストタイミングについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
※このコラムでご紹介している内容は一例です。授乳のタイミングなどは必ず医師にご相談ください。
豊胸手術をしても授乳はできます
執刀医:田中里佳
@eclinic_lica
豊胸手術をすると授乳ができなくなるかもしれない。このような思いから、豊胸手術をためらっている方がいるという話を耳にすることがあります。
豊胸手術はどの種類であってもバストの組織を処理するため、これから妊娠・出産の予定があるとどうしても心配になってしまいますよね。
しかし、豊胸手術には複数の種類があり、種類を選んで手術を受ければ、妊娠や出産に悪影響が及ぶ心配はないと考えられています。
豊胸手術の種類と受けるベストなタイミングについて

基本的には、豊胸手術後であっても授乳は可能とされていますが、それは、豊胸手術は乳腺や乳管といった授乳に関わる器官を処理せずに行われるからです。
ただし、豊胸手術の種類によっては授乳のタイミングをずらして受けたほうが良いとされることもあります。
それでは、豊胸手術の種類と受けるベストなタイミングについてご紹介していきましょう。
豊胸手術の種類
豊胸手術には「シリコンバッグ挿入」「ヒアルロン酸注入」「脂肪注入」があり、それぞれに手術方法や得られる効果に違いがあります。
シリコンバッグ挿入

執刀医:田中里佳
@eclinic_lica
シリコンバッグ挿入とは、人体への安全性が高いシリコン製のバッグを挿入し、バストをお好みのサイズに整える豊胸手術です。
シリコンバッグ挿入に用いられるバッグにはサイズバリエーションが豊富、その場でサイズアップを実感できる、半永久的なバストアップ効果を維持できるといったメリットがあります。
また、左右非対称なバストの左右バランスを整えることもできますので、左右非対称が気になる方にもおすすめの方法だといえるでしょう。
ただし、やりすぎてしまうと不自然な仕上がりになりますので、この点には注意が必要です。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、顔の輪郭形成やシワ改善のほか、バスト形成でも用いられる方法です。
ヒアルロン酸注入にはシリコンバッグ挿入ほどのバストアップ効果は望めませんが、自然で整形バレしにくいというメリットがあります。
また、ヒアルロン酸の注入量を調節することでサイズを微調整できるというメリットもあるのです。
ただし、ヒアルロン酸は体内に吸収される性質がありますので、半永久的な効果は望めません。
この方法での豊胸手術をお考えなら、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
脂肪注入

執刀医:田中里佳
@eclinic_lica
脂肪注入による豊胸手術では、お客様ご自身から採取した脂肪をバストに注入しますので、ご紹介している豊胸手術の中では最も異物反応が起こりにくい方法となります。
ただし、事前に脂肪吸引で必要な脂肪を確保しておかなくてはなりませんので、その分体への負担は大きくなります。
また、採取した脂肪はそのままバストに注入するのではなく、精製して定着しやすい状態に加工した脂肪を注入することになりますが、注入した脂肪はすべてが定着するわけではありません。
脂肪の定着率については個人差がありますが、50~60%前後と考えておくのが妥当でしょう。
なお、脂肪注入による豊胸手術では、お客様ご自身から採取した脂肪を使用しますので、事前の脂肪吸引手術が必要になります。
脂肪吸引は新しい技術を取り入れたマシン・アキーセルを使用することになりますので、体が受けるダメージは最小限に留めることができます。
脂肪吸引が不安な方は、カウンセリング時に医師とよく相談し、不安を解決してから豊胸手術に臨むと良いでしょう。
豊胸手術するならいつがベスト?

豊胸手術自体が授乳に影響を及ぼす心配はほぼありませんが、授乳の予定がある場合では、少々注意しなければならない点もあります。
それは、妊娠すると女性ホルモンの分泌量が急激に増加し、一時的にバストが張る、サイズが大きくなるといった変化が現れるということです。
つまり、シリコンバッグやヒアルロン酸、脂肪注入で豊胸手術した後に妊娠すると、バストのハリによって内容物が圧迫され、乳腺炎などのリスクが生じることがあるということです。
特に大きなサイズのシリコンバッグを挿入した場合では、妊娠や出産に伴う乳腺の張りにより、強い圧迫感が現れることがあります。
そして、このようなトラブルを回避したいと考えるなら、授乳後の豊胸手術が望ましいといえるでしょう。
とはいえ、妊娠・出産・授乳前の豊胸手術がダメだということではありませんので、このタイミングで豊胸手術をしたいのなら、医師と相談した上で、方法やサイズについての計画を立てることをおすすめします。
妊娠・出産・授乳前の豊胸手術にもメリットがある?
豊胸手術をするのなら授乳後がベストだという話をしましたが、実は、妊娠前の豊胸手術にもメリットはあるのです。
妊娠すると乳腺が発達し始めて授乳の準備が始まります。
そしてこの段階では、まだ強い張りを感じることがないかもしれません。
しかし、妊娠後期や出産後では、信じられないほどの大きく乳腺が発達し、人によっては2サイズ前後バストサイズが大きくなることもあるのです。
そして、この状態が乳腺炎などのリスクを発生させる原因になることがあります。
そして、それを避けたいとお考えなら、妊娠・出産・授乳前の豊胸手術がおすすめできる場合があるのです。
バストを理想的な形状に整えておくことができる
妊娠・出産・授乳中までのバストは、乳腺が発達していることもあって張りがあり、ボリューム感もあります。
また、形そのものも妊娠前とあまり変わっていないように感じます。
ところが、授乳が一段落して離乳食が始まったあたりから、急にバストのハリがなくなり、形が崩れたように感じることがあるのです。
そして、その理由として挙げられるのは「乳腺の萎縮」「クーパー靭帯の断裂や緩み」「ホルモン分泌の急激な減少」です。
つまり、授乳の終了とともにバストは急激な変化を遂げるということなのです。
このようなバストの急激な変化は妊娠前に経験することがないため、多くの方はここでショックを受けます。
そして、その防御策として役立つのが、妊娠・出産・授乳前の豊胸手術なのです。
まとまった時間を確保しやすい
妊娠発覚後には、妊婦検診や出産準備、出産後には授乳を含む赤ちゃんのお世話に追われてバタバタです。
このような時期には、パートナーやご家族の手助けが必須で、手助けを受けられたとしても、妊娠前よりもご自身の時間は取りにくくなります。
つまり、出産・授乳後に豊胸手術を受ける場合では、育児がある程度落着くまで待たなくてはならなくなる可能性があるということです。
一方妊娠前であれば、まとまったお休みを取りやすく、豊胸手術後のダウンタイム期間中に不調が起こったとしても、ゆっくりと回復を待つことができます。
ベストタイミングは断乳後
妊娠前の豊胸手術には見逃せないメリットがあることがわかりましたが、豊胸手術後の美しいバストの形状を維持するという点を最優先するのなら、やはり断乳後がベストタイミングだといえるでしょう。
ただし、シリコンバッグ挿入や脂肪注入の場合では2週間以上のダウンタイムが必要になることがありますので、この点には細心の注意を払う必要があります。
豊胸手術を受ける際の注意点
豊胸手術は3種類の方法から選べますが、どの方法も高い技術力が必要になるため、クリニックや医師は慎重に選ばなくてはなりません。
そのためには、以下でご紹介する内容を意識してクリニックや医師を選んでみてください。
豊胸手術の実績がある医師を選ぶこと

執刀医:田中里佳
@eclinic_lica

執刀医:田中里佳
@eclinic_lica

執刀医:田中里佳
@eclinic_lica

執刀医:田中里佳
@eclinic_lica

執刀医:田中里佳
@eclinic_lica

執刀医:田中里佳
@eclinic_lica

執刀医:田中里佳
@eclinic_lica

執刀医:田中里佳
@eclinic_lica

執刀医:田中里佳
@eclinic_lica
バストは乳腺やクーパー靭帯があるデリケートな部位ですので、豊胸手術を受けるならできる限り安全に受けたいものです。
そこで重要なのが、豊胸手術の実績がある医師を選ぶということです。
豊胸手術の実績についてはクリニックの公式WEBサイトや医師のSNS発信情報などで確認できますので、カウンセリング前に確認しておくと良いでしょう。
アフターケア体制や保証制度があるクリニックを選ぶこと

豊胸手術を含む美容整形は、どの種類でも失敗のリスクがあります。
たとえば、豊胸手術ではヒアルロン酸注入や脂肪注入による左右非対称がその例として挙げられます。
この場合では、再度ヒアルロン酸や脂肪を注入することで修正をすることが可能ですが、ここで注意しなければならないのは、保証制度がないクリニックでは自費での修正になる可能性があるということです。
つまり、二重に費用がかかる可能性があるということです。
そして、このようなトラブルを避けるためには、アフターケア体制や保証制度を導入しているクリニックを選んでおくことが大切です。
なお、保証制度有効期間についてはクリニックごとに異なる可能性がありますので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
豊胸手術ならこの人!バストアップの名医の田中里佳医師のご紹介

eクリニック新宿院院長の田中里佳佳医師は、大手美容外科における豊胸手術の実績がある医師で、特に注入系の豊胸手術を得意としています。
田中里佳医師が手掛ける豊胸脂肪吸引症例は年間5500件、脂肪豊胸だけでも年間500件以上もの実績があります。
また、都内だけでなく日本全国から指名を得るなど、高い人気を誇る先生ですので、豊胸手術で理想のバストを手に入れたい、失敗したくないという方には特におすすめです。
田中里佳医師による豊胸手術を受けたい方は、ひとまずカウンセリングを受けてみて、実際に豊胸手術を受けるか否かについて検討してみると良いでしょう。