大陰唇脂肪注入
大陰唇脂肪注入は、お客様自身の太ももなどから脂肪を採取し、痩せてしまった大陰唇に脂肪を注入してふっくらさせる施術です。
大陰唇脂肪注入は細い針の注射のみで施術を行うため、大陰唇に傷跡が残ることはなく、美容施術のことをパートナーに知られてしまう心配もありません。
また、注入による施術のためダウンタイムも少ないほか、お客様自身の脂肪を使用するため、アレルギーを起こす心配もありません。
通常の脂肪吸引の場合はダウンタイムが長くなってしまう場合もありますが、e-クリニックでは体へのダメージを最小限にするように吸引を行いますので、デリケートゾーンだけではなく、脂肪吸引部位もキレイな仕上がりを実現することが可能です。
About
大陰唇とは
大陰唇はIラインともいわれるデリケートゾーンの部位で、女性器の外側にあり陰毛が生える部分です。
小陰唇の周囲にある皮膚と皮下脂肪でできています。
大陰唇が女性器の大まかな形を作っているため、大陰唇の状態によって女性器の見た目や小陰唇の露出状態が変化します。
大陰唇周囲の脂肪を補うことで、大陰唇や女性器の形を整えることができるのが大陰唇脂肪注入です。
Cause
大陰唇の脂肪が少ないあるいは減少する原因
大陰唇の脂肪が少ない(あるいは減少する)主な原因は3つあります。
- 遺伝による先天性的なもの
- 加齢によるもの
- 急激な体重の増加によるもの
遺伝による先天性的なもの
生まれつき大陰唇に脂肪が少なくフラットな方は、親からの遺伝または親族からの隔世遺伝が原因です。
大陰唇の形状は個人差が大きく、脂肪が少なくたるみがある方、脂肪が多くふっくらしている方、ふっくらしすぎている方などさまざまあります。
加齢や妊娠出産
年齢を重ねたり、妊娠または出産により、大陰唇内の脂肪が減少することがあります。
急激な体重の減少
急激に体重が減少した場合、全体的に脂肪が減るため大陰唇も痩せてしまい、フラットになることがあります。
Trouble
大陰唇の脂肪が少ないことによるトラブル
大陰唇の脂肪が少なくなりフラットな形状になると、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
- 弾力がなくなりシワやたるみが生じる
- 女性器周囲に痛みを感じる
- 色素沈着で黒ずみが生じやすくなる
弾力がなくなりシワやたるみが生じる
大陰唇の弾力は、コラーゲンや皮膚の水分量だけでなく、皮下脂肪によって作られています。
何らかの理由で皮下脂肪が減少してしまうと大陰唇も一緒に痩せてしまい、シワやたるみを起こす要因になります。
痛みを感じる
大陰唇は、クッションの役割を担っています。
そのため、脂肪がなくなり痩せてしまうとクッションの役割が果たせず、小陰唇や陰核などに直接圧力や刺激を与えてしまう場合もあります。中には、自転車に乗るだけで痛みを感じる方もいらっしゃいます。
色素沈着で黒ずみが生じやすくなる
大陰唇の脂肪が減少してしまうと、小陰唇が色素沈着で黒ずみの原因となりやすいことが知られています。
大陰唇がふっくらしていると下着の擦れを予防・緩和できるため、小陰唇の黒ずみを防ぐことが可能です。
大陰唇が痩せると小陰唇が下着に触れやすくなるため摩擦を起こしやすくなり、そのダメージで色素沈着を起こしやすくなってしまいます。
Not Recommend
大陰唇脂肪注入がおすすめできない方
- 体調不良の方
- 長時間同じ体勢で過ごすのが難しい方
- 血液をサラサラにする薬やサプリメントを飲まれている方
Ineligible People
大陰唇脂肪注入を受けられない方(禁忌)
- 妊娠中の方
- B型肝炎・C型肝炎・HIVに感染されている方
- 免疫状態が低下している方
- 重度の内科疾患を患っている方
- 局所麻酔薬にアレルギーを起こしたことがある方
- 局所麻酔薬のアレルギーをお持ちの方
Difference
脂肪注入とヒアルロン酸注入の違い
大陰唇をふっくらさせる方法として「脂肪注入」と「ヒアルロン酸注入」の二通りがあります。
「脂肪注入」と「ヒアルロン酸注入」にはどのような違いがあるのか、解説します。
効果の持続期間
脂肪注入とヒアルロン酸注入の大きな違いは効果の持続期間です。
脂肪は自己細胞のため、新しい細胞として注入した脂肪のうち約30%が生着するといわれています。
そのため、3回ほど施術を受けると、個人差はありますが、効果は半永久的に持続します。
一方ヒアルロン酸は、徐々に体に吸収されていくため、1年〜3年ほどの持続期間しかありません。
アレルギーに対する安全性
ヒアルロン酸はアレルギーを起こす可能性が低いため、安全性は高いといえます。
しかし、稀に異物だと体が判断してしまい、しこりになったりアレルギーを起こすことがあります。
一方、脂肪注入であれば、自らの脂肪を使用するため、アレルギーの心配がありません。
Faq
大陰唇脂肪注入のよくあるご質問
大陰唇の萎みは何が原因ですか?
大陰唇が萎んでシワシワになってしまう原因には、遺伝や老化、急激な体重増加、外部の刺激などがあります。顔の皮膚の老化はわかりやすいですが、なかなかご自身でデリケートゾーンをしっかり見ることはないため、大陰唇の老化のイメージがわかない方も少なくありません。しかし、大陰唇も身体の一部である以上、年齢とともに老化していきます。老化が進むと脂肪が減ったり、皮膚にハリがなくなったりします。
大陰唇脂肪注のダウンタイムの過ごし方は?
施術当日は、運転や入浴・シャワーを避けてください。また、7日間は飲酒も避けたほうが良いです。血行がよくなると内出血や腫れが悪化するリスクがあるためです。喫煙習慣がある方は、喫煙も7日間避けていただくことをお願いしております。喫煙は傷の治りを遅くするため、ダウンタイムがなかなか落ち着かず、長引く可能性があります。また、運動や性行為も、ダウンタイムが落ち着くまでは避けていただくことが大切です。
大陰唇脂肪注の施術後、性行為はいつからできますか?
性行為は、大陰唇脂肪注の施術後、最低でも1か月間はあけていただくことがおすすめです。粘膜部分は傷が塞がりやすいですが、傷が塞がる前に性行為をすると、傷口から感染症を起こすリスクが高くなりますので、完全に傷が塞がるまでは性行為を避けていただくことをおすすめしております。
大陰唇脂肪注のダウンタイムを少なくする方法はありますか?
ダウンタイムを少なくする方法は、施術後しばらくは無理をしないこと、入浴・運動・飲酒などの血行が良くなる行為を避けていただくことが大切です。ダウンタイムの過ごし方に関しては、カウンセリング時にしっかりと説明させていただきますので、医師の指示を守って、安静にしてお過ごしいただくようお願いいたします。
大陰唇脂肪注とヒアルロン酸注入との違いはなんですか?
ヒアルロン酸注入は、徐々に体内に吸収されていくため、時間経過とともに効果がなくなります。一方、脂肪注入は、体内に吸収されることなく「定着」するため、一度定着した脂肪は半永久的な効果を発揮してくれます。ただし、老化に伴って脂肪量が減る可能性はありますので、定期的なメンテナンスなども効果的です。
脂肪をとったところは痩せられますか?
脂肪をとったところ(脂肪の採取部位)は、脂肪細胞の数そのものが減るため、根本的に痩せることができます。採取する脂肪量にもよりますが、理論的にはリバウンドしにくくなり、部分痩せを実現していただけます。本格的に痩せたい場合には、身体の脂肪吸引などを検討していただくと良いでしょう。
Doctor このページの監修医について
田中里佳 Lica Tanaka
e clinic 新宿院院長
経歴
略歴
- 東邦大学医学部医学科卒業
- 東京慈恵会医科大学付属病院
- 大手美容外科 大宮東口院(婦人科形成症例数3期連続Top3入り)
- 大手美容外科 新宿南口院(注入豊胸症例数&指名 全国No.1)
- 表参道 某美容クリニック(豊胸エキスパートDr就任)
- eクリニック東京院 院長
- eクリニック新宿院 院長就任
資格・専門医
所属学会
- 日本美容外科学会