糸リフトの効果とは？長持ちさせるコツもあわせてご紹介
傷跡の心配をすることなくリフトアップしたいという方におすすめの施術、それは糸リフトです。糸リフトは皮膚を切開することなく受けることができるため、手術が怖い、傷跡が心配という方には特におすすめです。こちらのコラムでは、糸リフトで得られる効果、糸リフトだけでは得ることが難しい効果、併用できる施術、糸リフトの効果長持ちさせるコツをご紹介しています。
糸リフトの効果とは
糸リフトとは、コグというトゲのような返しが付いた糸を皮下に通すことで組織を引き上げ、リフトアップ効果を得るための施術です。
糸リフトは、皮膚を切開する手術とは異なり、術後の腫れや内出血が少ないことから人気の施術となっています。
しかし、糸リフトに期待できる効果は限定的で、糸リフトだけでは得ることが難しい効果もあるのです。
それでは早速、糸リフトに期待できる効果と、糸リフトだけでは得られない効果についてご紹介していきます。
糸リフトで得られる効果
糸リフトでは、コグで組織を引き上げることでリフトアップ効果を得られます。
それでは、糸リフトに期待できる効果について、詳しく見ていきましょう。
フェイスラインのリフトアップ効果
糸リフトでは、こめかみ付近の髪の生え際からフェイスラインに沿って糸を挿入することで、フェイスラインのリフトアップ効果を得られます。
また、糸リフトでは挿入する糸の本数や引き上げ度合いを調節することで、軽度のたるみや、やや重いたるみにまで対応できるという特徴があります。
さらに、ほうれい線の改善効果も期待できますので、年齢で目立ってきたほうれい線を薄くしたいという方にもおすすめできるでしょう。
小顔効果
糸リフトでフェイスラインをリフトアップすると、顔の横幅が狭く見えるようになることで小顔効果が生まれます。
試しに、フェイスラインの下側に指を当てて持ち上げてみてください。
それだけで顔全体が小さくなったように感じませんか？
つまり、フェイスラインが少し持ち上がるだけでも顔全体が小さく見える効果が生まれるということなのです。
指でフェイスラインをずっと持ち上げているわけにはいきませんが、糸リフトを受けてしまえば、指で持ち上げたときに感じた小顔効果を長期間維持できます。
美肌効果
糸を皮下に挿入すると、糸の周囲にコラーゲン繊維が大量に生成されます。
それは、糸という「異物」が体内に取り込まれてきたことで肌細胞は驚くと、肌細胞を守る防衛反応として繊維芽細胞が活性化され、コラーゲン繊維が生成されるからです。
このように糸の周囲に生成されるコラーゲン繊維は筒状に生成されるため、「コラーゲントンネル」と呼ばれることもあります。
なお、コラーゲン繊維が生成され始めると、コラーゲン繊維同士をつなぎ合わせる働きを持つエラスチンや、保水の働きを持つヒアルロン酸も同時に生成させることになります。
そしてその結果、肌には弾力が生まれ、キメが整うことになるのです。
つまり、糸リフトには、リフトアップ効果だけでなく美肌効果も期待できるということです。
糸リフトだけでは得ることが難しい効果
糸リフトには素晴らしい効果を期待できることがわかりましたが、実は、糸リフトだけでは得ることが難しい種類の効果もあるのです。
糸リフトは万能な施術ではありませんので、施術をお望みなら、何ができて何ができないのかという点について、しっかりと把握しておくことが大切です。
皮膚のたるみ改善効果
糸リフトでは、軽度の皮膚のたるみ改善効果は期待できますが、重度の皮膚のたるみに関しては改善が難しい可能性があります。
もちろん、糸の力で組織を引き上げれば、多少は皮膚のたるみを改善できるでしょう。
顔の下半分に脂肪が下垂し、ブルドッグラインが目立っているような状態では、糸リフトを受けたとしてもたるみが残り、思うような効果を得られない可能性があります。
ニキビの改善効果
糸リフトでは、コラーゲン繊維などの美容成分生成作用により、うるおいのある美肌を目指せます。
しかし、糸リフトでできるのは、年齢による美容成分の減少による肌老化の改善効果に留まり、ニキビの改善効果は期待できません。
それは、ニキビの原因はアクネ菌であり、この菌の働きを封じ込めない限り、完治を目指すことが難しいからです。
つまり、ニキビを治したいとお考えなら、糸リフトではなくニキビ治療で完治を目指す方法がおすすめだということです。
糸リフトとの併用が可能な施術(手術)
糸リフトにはフェイスラインのリフトアップ効果や美肌効果を期待できますが、ご要望によっては糸リフトだけでの対応が難しく、他の施術や手術との併用が必要になる場合があります。
それでは、糸リフトとの併用が可能な施術や手術３種類をご紹介していきましょう。
ヒアルロン酸注射
ほうれい線改善で糸リフトを受けた場合、糸リフトだけではほうれい線の溝が残ることがあり、それを埋める目的でヒアルロン酸注射が行われることがあります。
ヒアルロン酸はもともと人体にも存在している成分のため安全性が高く、また、時間の経過とともに体内に吸収されますので、異物として体内に残ることがないという特徴があります。
ただし、体内に吸収されてしまうと効果が失せてしまいますので、そうなったら再度の施術を検討する必要があります。
脂肪吸引
糸リフトに用いられる糸には「PDO素材」「PCL素材」「PLA素材」などがあり、このうちのPDO素材には脂肪燃焼効果があることがわかっています。
つまり、この種類の糸を用いた施術では、リフトアップとともに脂肪燃焼効果を期待できるということです。
しかし、脂肪の量が多すぎて糸の引っ掛かりが悪い場合では、脂肪吸引で適量の脂肪を吸引後に糸リフトという流れになることがあります。
PDO素材の代表的な糸リフトには「「テスリフト」があり、この糸による施術では効果が長持ちしやすいというメリットがあります。
しかし、いくら長持ちしやすいとはいえ、脂肪の圧が強すぎる場合では糸が外れるなどのトラブルにより、糸リフトの効果が半減してしまう可能性があるのです。
そしてその対策として行われるのが脂肪吸引だということです。
バッカルファット除去
バッカルファットとは、頬の奥にある脂肪で、脂肪吸引では吸引できません。
しかし、この脂肪の量が多い場合では、糸リフトのみでのリフトアップが難しくなる可能性があり、バッカルファット除去での対応が必要になることがあります。
糸リフトの効果は短い！長持ちさせるコツをご紹介
糸リフトの効果の持続期間は、糸の種類や挿入する本数、お客様の状態などによって差が生じます。
しかし、どれほど長持ちしたとしても、リフト効果が持続する期間は３年前後と捉えておく必要があるのです。
ただし、糸リフトの効果を長持ちさせる対策をすることで、効果の持続期間を多少伸ばしたり、早期に効果が失せたりするトラブルを軽減させることは可能です。
それでは、糸リフトの効果を長持ちさせるコツについてご紹介していきましょう。
糸の本数を増やす
糸リフトでは、挿入する糸の本数が少なすぎると、早い段階で効果が薄れてしまうことがあります。
もちろん、挿入する糸が多ければ多いほど良いということではありませんが、医師と相談した上で決めた本数の糸を挿入すれば、効果が長持ちしやすくなります。
長持ちする糸を使用する
糸リフトの糸には複数の種類があり、長持ちしやすいのは新しい技術を取り入れたテスリフトです。
テスリフトはメッシュ状の構造をしており、引き上げる力が強い上に、広範囲の引き上げが可能です。
また、他の糸とは異なり特殊な構造をしていることから、リフトアップ効果が長持ちしやすいというメリットもあるのです。
つまり、長持ちしやすい糸リフトを受けたいとお考えなら、テスリフトでの検討がおすすめだということです。
計画的に施術を受け続ける
糸リフトには半永久的な効果を期待できませんので、理想の形状を維持したいとお考えなら、計画的に施術を受け続けることが推奨されます。
また、切開手術にはなりますが、半永久的なリフトアップ効果を得たいと考えるなら、フェイスリフトを受けるというのもひとつの方法でしょう。
術後の生活習慣に注意する
糸リフトの効果を長持ちさせたいのなら、術後の生活習慣に注意を払うことも大事です。
なるべく大きな口を開けない
糸リフトは糸を挿入したらそれで終わりという施術ではなく、糸が組織に馴染むまでの間は、特に注意深く過ごさなくてはなりません。
また、術後１ヶ月後にはほぼ完成形に仕上がりますが、完成形になった後でも注意しなければならないことがあり、その筆頭に挙げられるのは、なるべく大きな口を開かないということです。
糸が組織に馴染んだ後でも、無理に大きな口を開けてしまうと糸が外れる原因になることがありますので、十分な注意が必要です。
外部から余分な刺激を与えない
クレンジング時や洗顔時には、外部から余分な刺激を与えないように注意しましょう。
また、強めのマッサージも糸がずれる原因になることがありますので、こちらもあわせて注意してください。
ダウンタイムにも注意が必要
糸リフト後にはちょっとした生活習慣に注意を払いつつ過ごすことが大切ですが、糸リフト直後からダウンタイム期間中は、特に注意が必要な時期です。
入浴やサウナは控える
糸リフトは、術後の腫れや内出血が少ない施術ですが、それでも施術によって皮下組織がダメージを追っている琴には変わりありません。
そこで注意していただきたいのは、入浴やサウナなどで血行を促進してしまわないということです。
ダウンタイム期間中に患部の血行が促進されてしまうと、糸が組織に馴染むタイミングが遅れることがありますので、自己判断で入浴したりサウナを利用したりすることがないよう注意しましょう。
激しい運動や飲酒を控える
ダウンタイム期間中の激しい運動は、糸がずれたり外れたりする原因になります。
また、飲酒は血行を促進しますので、ダウンタイムが完了するまでは飲酒も控えるよう注意してくださいね。
糸リフトを受けるならeクリニック新宿院
eクリニック新宿院には、糸リフトの施術経験が豊富かつ高い技術を持つベテラン医師が揃っています。施術直後からしっかり引き上げ、長期間効果を持続させる方法を見極めながら施術をおこなっているため、多くのお客様にご満足いただいております。また、使用する糸の種類にもこだわっており、業界最高峰といわれるテスリフトをはじめとする高品質・低価格の糸リフトを複数ご用意しています。予算や施術料金に関するご要望にも柔軟に対応させていただきますので、お値段でお悩みの方はぜひ一度eクリニック新宿院にご相談ください。
