糸リフトのダウンタイムは辛いって本当!?症状や注意点をご紹介
糸リフトは皮膚を切開することなくリフトアップを叶えられる美容整形で、特に皮膚を切開する手術が怖いという方に人気です。また、糸リフトはダウンタイムが短いといわれ、これも人気を高めている一因となっています。しかしその一方で、糸リフトのダウンタイムは辛いという話もあります。では、それはどのような理由によるものなのでしょうか。こちらのコラムでは、糸リフトの特徴やダウンタイムが辛いといわれる理由、ダウンタイムを快適に過ごすための方法についてご紹介しています。
糸リフトの特徴とは?ダウンタイムが辛いって本当?
糸リフトとは、特殊な糸を皮下に通し、組織ごと引き上げることでリフトアップを実現できる施術です。
また、糸リフトはダウンタイムが短いといわれている施術ではありますが、ダウンタイム期間中に辛い症状が出て、実際よりもダウンタイム期間が長かったと感じる方もいます。
それでは早速、糸リフトの特徴と、ダウンタイムが辛いといわれる理由についてご紹介
していきましょう。
糸リフトの特徴
糸リフトは、フェイスラインや目尻、口元など、たるみやシワが目立つ部分のリフトアップを行える施術で、以下の特徴があります。
傷口が小さく目立ちにくい
糸リフトでは、こめかみ付近の髪の生え際部分から糸を挿入することになりますが、そのときにできる傷口はとても小さく、目立ちにくいです。
ただし、糸リフトでは複数の糸を挿入する必要があり、糸の本数が増える分だけ傷口の数も増えます。
これらの傷口は術後数日間でかさぶたへと変化し、かさぶたが剥がれた後にはうっすらと傷跡が残ります。
しかし、できた傷口は目立たない場所にあるだけでなくメイクで隠せますので、あまり気にする必要はないでしょう。
高いリフトアップ効果を期待できる
糸リフトには、溶けない糸、金の糸、溶ける糸があり、現在主流となっているのは溶ける糸を用いた施術です。
溶ける糸は数種類に分類されていますが、ほとんどの糸にはコグと呼ばれるトゲがあり、トゲが返しのような働きをして組織を引き上げることで、リフトアップ効果を得られます。
また、溶けない糸にもコグが付いている種類が多いため、溶ける糸と同様のリフトアップ効果を期待できるでしょう。
なお、金の糸に関してはコグがないため、溶ける糸や溶けない糸のような高いリフトアップ効果は期待できないと考えておいたほうが良いでしょう。
本数を決めて施術を受けられる
糸リフトは、どの種類の糸を選んだとしても1本では効果をほとんど実感できません。
もちろん、人によって必要な糸の本数については異なりますが、両側で6~8本の挿入は必要になるでしょう。
ただし、これらはあくまでも目安となる本数ですので、空くない本数で試したい、多めの本数でしっかりとしたリフトアップ効果を実感したいなど、希望に沿った本数を選ぶことは可能です。
やがて元に戻る(溶ける糸の場合)
溶ける糸を用いた施術の場合では、やがて糸が溶けると施術前に近い状態に戻ります。
そう聞くと、溶けない糸や金の糸のほうがお得に感じるかもしれません。
しかし、溶けない糸や金の糸は「異物」として体内に残ることになりますので、感染症などの原因になる可能性が否定できないのです。
つまり、人体への安全性を第一に考えるなら、溶けない糸や金の糸よりも、溶ける糸による糸リフトがおすすめできるということです。
糸の種類を指定して施術を受けられる
糸リフトには、溶けない糸、金の糸、溶ける糸が有るという話をしましたが、体内に異物を残さないという点で考えるなら、溶ける糸による糸リフトがおすすめできるでしょう。
また、溶ける糸には複数の種類があり、お客様の状態やご要望によって糸を使い分けることができます。
最近では、新しい技術を取り入れた「テスリフト」が人気で、この糸によるテスリフトには、効果の持続期間がやや長いという特徴があります。
美肌効果も期待できる
溶ける糸は人体への安全性が高いといわれていますが、体からしたら、異物が体内に挿入して細胞を破壊する物質だと認識することがあります。
そして、その反応として見られるのが、糸の周囲にコラーゲン繊維が生成されるという現象です。
コラーゲン繊維の生成は、体の防衛反応で起こる減少ですが、コラーゲン繊維が生成させることによって、肌には弾力が戻ってきます。
つまり、リフトアップ効果と同時に美肌効果やエイジングケア効果も得られるということです。
たるみは完全に改善できない可能性あり
糸リフトはリフトアップを叶えるための施術で、軽度のたるみであれば改善が可能です。
一方、頬の脂肪ごと皮膚が垂れ下がるレベルのたるみにまで進行してしまっている場合では、残念ながら糸リフトだけでは改善できない可能性が否定できません。
この場合では、脂肪吸引やバッカルファット除去で脂肪を取り除いてから、糸リフトを受けなければならないことがあります。
糸リフトのダウンタイムは辛い?
糸リフトは、数ある美容整形の中でもダウンタイムが短く、ダウンタイム期間中に現れる症状についても軽いことが多いといわれています。
しかし、実際に糸リフトを受けた方の中には、「思っていたよりもダウンタイムが辛かった」という声を寄せている方もいるのです。
綺麗になるためとはいえ、ダウンタイム期間中に辛い思いをするとなると、施術を受けようかどうしようか迷ってしまいますよね。
とはいえ、ダウンタイム期間中の辛さがどの程度なのかあらかじめ知っておけば、実際のダウンタイムでは「この程度で済んでよかった」と思える可能性もあります。
それでは、糸リフトのダウンタイムが辛いといわれる理由についてご紹介していきましょう。
腫れと内出血
糸リフト後に起こる腫れと内出血は、施術を受ければ必ずといっていいほど現れやすい症状です。
それは、糸が組織内を通ることで、糸の周辺組織がダメージを追い、その反応として見られるのが腫れや内出血だからです。
腫れや内出血は糸の種類や挿入する本数によって現れ方が異なりますが、コグが大きいタイプの糸を多めに挿入した場合では、強い腫れや内出血が出やすいと考える必要があります。
痛み
糸リフト直後、麻酔が切れてからダウンタイム終了までは、糸が組織に馴染んでいないことから強い引きつれ感があり、それに伴いやや強い痛みが出ることがあります。
また、糸を挿入している部分、とりわけコグで引き上げている部分は少し動かしただけでやや強い痛みを感じることがあります。
このような術後の痛みは、処方薬の痛み止めで緩和できますが、それでは痛みが完全に消えることはありません。
口を開きにくい
糸リフトに用いられる糸にはある手戸の柔軟性がありますが、糸が組織に馴染む前には引きつれ感が強く、口を開きにくいと感じることがあります。
糸リフトでは、適切な位置に糸が挿入されていれば、やがて自然に口を開けるようになりますが、ダウンタイム期間中には、またそこまでの回復は見込めません。
特に引き上げの強度が強めの場合では、ダウンタイムが過ぎても、しばらくの間は口を開きにくい状態が続くことがあります。
食べにくい、話しにくい
引きつれ感がある間は、ものを食べにくい、話しにくいという状態が続き、イライラすることがあります。
しかし、イライラするからといって無理に大きな口を開けて食べる、大きな口を開けながら話すなどしてしまうと、糸がずれたりコグが外れたりする原因になりますので、十分な注意が必要です。
凸凹が気になる
表面の凸凹もまた、糸が組織に馴染む前に起こりやすい現象で、人によっては目立つことがあります。
術後の凸凹は、太めの糸を挿入することで起こりやすくなるといわれていますが、多くの場合、術後2週間~1ヶ月前後で目立たなくなります。
その期間を過ぎても改善が見られないときには、内部で糸がずれた、アレルギーが起こっているなどが考えられますので、早めに糸リフトを受けた美容外科に相談しましょう。
日常生活に制限あり
糸リフト後のダウンタイム期間中には、入浴はシャワーだけ、運動はしない、飲酒や喫煙禁止など、日常生活に制限がかけられます。
また、マッサージは術後1ヶ月が経過するまで行えないなど、美容ケアに関しても制限がかけられます。
特に飲酒や喫煙の習慣がある方の場合では、これらを禁止されるダウンタイムは、辛い期間だと感じるかもしれません。
しかし、ダウンタイム期間中の注意事項を守らないと仕上がりに悪影響が及ぶリスクが高まります。
そうならないためには、ダウンタイム期間中の注意事項を守って、できるだけ安静に過ごすことが大切です。
糸リフトのダウンタイムを快適に過ごすには?
糸リフトのダウンタイムを快適に過ごしたいのなら、以下の点に注意を払ってください。
患部を冷やす
糸リフト直後からしばらく見られる腫れや内出血、痛みは、患部を冷やすことで緩和できます。
なお、患部を冷やす際には、ジェルタイプの柔らかい保冷剤をガーゼなどにくるみ、患部を優しく押さえる要領で行いましょう。
患部に触れない
糸リフト後には、どうしても患部が気になって触れたくなるでしょう。
しかし、不用意に患部に触れてしまうと、糸がずれたりコグが外れたりする原因になります。
こうなってしまうと糸リフトの効果を実感できなくなる可能性がありますので、気になったとしても、患部には触れないよう、くれぐれも注意してくださいね。
できるだけ患部を動かさない
食事をする、話をするなどの際には、できるだけ患部を動かさないように注意しましょう。
また、洗顔の際には、患部に余分な力がかからないように注意してください。
それにより、痛みが出にくくなり、腫れや内出血が引くスピードも速まります。
eクリニックの糸リフトの症例写真
糸リフトを受けるならeクリニック新宿院
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